ピアノの効果


クラシック音楽を聴く効果とは?

・・・クラシック音楽を聴くと癒される・・・

 

・・・ピアノを弾くと何だかスッキリする・・・

 

なぜなんでしょうか?

クラシック音楽を聴くと、まず「前脳(脳の前方部分)」が活性化されます。

 

そこでは、旋律の構造と意味を分析するといわれています。

 

そして次に、「ドーパミン(詳しく→)」を放出する領域が活性化され、ドーパミンが放出されます。

 

更に、普段は随意運動や平衡感覚コントロール、運動記憶(体の動きに連動した記憶:ピアノの演奏など)を行う「小脳」にも、音楽が緊張を生み出すたびに反応が生じるといわれています。

 

こういった脳内の働きにより、人は「音楽を聴くことで気分が改善される」のです。

 

 

また、聖路加国際病院理事長の日野原先生によりますと、

 

音楽には、感性と感覚に直接働きかける不思議な力がある

 

とのことです。

 

音楽を聴いたり演奏したりする効用として:

  1. 不安などを和らげてくれる
  2. 思い出を蘇らせてくれる
  3. コミュニケーションのきっかけを与えてくれる
    • ・・・“心と心の橋渡し”として、音楽は、言葉の壁や年齢の差を超える。
  4. 「時」の呪縛から解放してくれ、心のバランスを取り戻させてくれる
  5. 周囲の人々へ癒しを与える
    • 音楽を楽しんでいるあなたの姿は周囲の人々の心も楽しくするのです
  6. 感性を磨き、コンパッショネートな人間(他人の感情や心に触れることができる人)となれる。
    • ・・・現代社会では、豊かな技術は養われているが、広い意味での教養に欠け、人の気持ちをわかることができない、感性に乏しい人間が多い。
  7. 「生涯の意味」を見出す手助けをしてくれる
    • (・・・「生涯の意味」を見出すことのできた人こそ人生の成功者である)。

 

以上のようなものがあるそうです。


※ドーパミンとは?

ドーパミンは、人を「気持ち良い」と感じさせてくれる、脳のホルモンです。

 

ドーパミンは、脳の「大脳基底核」という部位に局在し、"運動の制御"に深くかかわる独自の仕事をしている、神経伝達物質(脳のホルモン)です。脳の深部にある脳幹の「黒質緻密部」や「腹側被蓋野」などにある神経細胞(ドーパミンニューロン)で作られ、「大脳基底核」と大脳基底核に指令を与える「大脳皮質」、特に大脳皮質の「前頭前野」(理性的判断の中枢)や「帯状回」(何かを積極的にやる・やらないという"動機づけ"の中枢)」という脳の領域へと分泌されます。それらの領域では、 技能を磨く行動を習慣化する個々の行動の組み合わせを考える戦略を練る といった仕事を担っています。

 

ドーパミンは、日常の行動で、とにかく自分にとって意味があって、何らかの行動を引き起こすような場合には必ず生産・放出されています。私たちは周囲の環境に適応し、学習しながら生活する術を会得していきますので、ドーパミンはそのような学習の「強化因子」として働いているのです。

 

また、ドーパミンは、快楽をもたらす脳内麻薬的な効力を持つ脳のホルモンでもあります。

 

クラシック・ピアノを演奏すると、この「快感物質」が放出され、結果として、あなたのこころと体をリフレッシュしてくれるのです。



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