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ドイツ・音楽留学生の冬(2)
モーツァルト特集|モーツァルトのピアノ・ソナタ - piaVie! ピアヴィー!ピアノ教室

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ドイツの冬の厳しい寒さとどんよりと暗く重い日々には、いつも以上にピアノに打ち込み難曲にも集中して次々と挑戦し、練習の合間には、コンサートやオペラにも出かけました。そうやって様々な物を見聞きする中から、本場でのクラシック音楽の楽しみ方や学ぶことのおもしろさも実感できたのだと思います。

 

 

長く厳しい冬を知り尽くしているヨーロッパの人々は、冬に室内で楽しむイベントをたくさん開催する知恵をもっています。クラシック音楽も、長い間、”サロン”などで、人のこころを癒し明るしてきたのだろうと思います。

 

ヨーロッパには、オペラ劇場やコンサートホールがたくさんありますが、その建物自体が歴史的、芸術的に価値が高く、観光名所になっている所もたくさんあります。

 

内部は、豪華なシャンデリアや華麗な彫刻や絵などが飾られ、階段の手すりや窓、客席に至るまで、美しく、エレガントで心地の良い空間が観客を迎えてくれます。

 

そんな劇場やホールの中に、思い思いに着飾った紳士淑女が集い、今夜の演目について興奮気味に語り合い、幕間にはシャンパン片手にカナッペなどをつまんだりする様は美しい絵をみているかのようでもあります。

 

 

そういう外見的な華やかさ”以上”に感動を覚えたことは、その一夜限りの演奏会やオペラに集った何百何千という観客たちの、心からその日の演奏を聴きたい、そのオペラを観たいという気持ちが、会場にあふれていたことでした。

 

彼らは、興奮気味に演奏者や演奏される作品について語り、批評し、絶賛し、そういうものが熱気となって会場全体に伝わってきました。そこにいるすべての人が共に演奏を楽しんでいるという一体感みたいなものが感じられ、その瞬間、孤独感から解放される気がしたものです。

 

 

そういった観客が生み出す一体感というものは、ステージ上の演奏家にも伝わるものです。ステージと客席の温度差がなくなったとき、最高にすばらしい演奏会、上演になるのだと感じました。

 

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モーツァルトの音楽を《聴く》効果

モーツァルトの音楽は、高音域の周波数帯を多く含んでいることで世界的に注目されています。この高周波音は、交感神経が優位になりすぎて自律神経のバランスを崩しがちな現代の日常において、交感神経にブレーキをかける副交感神経の作用を促し、心身を安らぎの状態へと導いてくれます。なので、モーツァルトの音楽は、体の緊張をほぐし感覚を安定させたり、ストレスを減らし感受性を豊かにするなど、我々の心とからだの健康に大きく貢献してくれるのです。もっと読む

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