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曲の紹介:<鳥シリーズ1(4)>〜グラナドス:組曲「ゴイェスカス 第4曲 嘆き、またはマハと夜うぐいす」(4)

「ゴイェスカス」は、全6曲から成る大規模な作品です。

 

「ゴイェスカス」には、

 

恋する若者たち (Los Majos Enamorados)」

 

というサブタイトルがつけられています。

 

「ゴヤ」の描く「マホ(Majo)」「マハ(Maja)」の恋愛の世界観からインスピレーションを得て作られました。 

 

スペイン語で「マホ」は粋な男、「マハ」は粋な女を意味しています。

  

「第4曲 嘆き、またはマハと夜うぐいす」は、

 

月明かりのさす窓辺で、物思いに沈むマハの姿と、

 

夜空で歌う夜うぐいす(ナイチンゲール)の情景

 

をあらわした作品です。

 

メランコリックなメロディーは、バレンシア地方の民謡がもとになっています。単独で演奏されることも多く、大変ロマンティックな作品です。

 

秋の風を感じられるようになったこの季節、哀愁に満ちたグラナドスの世界をぜひ堪能してみてはいかがでしょうか?

 

photo: 夜うぐいす(ナイチンゲール)




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