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曲の紹介:グラナドス(5):12のスペイン舞曲第5番「アンダルーサ」

12のスペイン舞曲第5番「アンダルーサ」

スペイン出身のクラシック・ギター界の巨匠

アンドレス・セゴヴィアによる演奏:

https://www.youtube.com/watch?v=lntre7nqn-Q


グラナドス 生誕150年

今年はグラナドスの生誕150年という記念の年です。そこで、グラナドスの作品をもう一つご紹介しましょう!

 

「12のスペイン舞曲第5番 アンダルーサ ホ短調」

 

このメロディーを耳にされた方は、おそらく、「どこかで聴いたことがある・・」と思われることでしょう。グラナドスを知らなくても、このメロディは知っているという方が多いのではないでしょうか?

 

ピアノ作品として作られた曲ですが、伴奏のリズムなどは、ピアノというよりはむしろギターを思わせるような曲調を持ち、ギターやその他の楽器などにアレンジされて演奏されることも多いです。

 

物悲しいメロディーは、どこか懐かしく、聴く人の心にス〜っと入り込んでくるような親しさがあります。

このメロディーは、民謡などを引用したものではなく、グラナドスのオリジナルのメロディーです。

 

伴奏は、ギターをつまびくようなリズムが続きます。

 

演奏する際には、メロディーを自然に歌わせながら、伴奏のリズムを正確に弾くことをこころがけましょう。中間部は、ホ長調に変わり、明るい和声の動きを良く歌わせましょう。

 

「アンダルシア風の」という意味のサブタイトルを持つスペインの叙情に満ちたこの作品は、グラナドスの

作品の中で最も有名で親しまれている曲と言えるでしょう。 

 

  • (注1)12のスペイン舞曲のすべてのメロディがグラナドスのオリジナルのメロディです。
  • (注2)サブタイトルの「アンダルーサ」は、後に出版社によって付けられました。



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